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新年のご挨拶

2023.01.04

新年あけましておめでとうございます。
今年の3月1日で、私が篠崎の地でクリニックをオープンして30年になります。地域の皆様をはじめ、医師会、近隣医療機関の皆様方のご理解と緊密な連携により、ここまで継続することができましたこと、各方面の皆様に厚く御礼申し上げます。
開設当時、突然貼り紙をして診療を早く切り上げたり、正月やお盆に長期間休んだりする診療所に対し「これでかかりつけ医と言えるだろうか」と考えていました。
その疑問を原点に、自分が患者さんや患者さんの家族になった時にどういう医療を受けたいかを基準とし、歩んできた30年間だったと思います。患者さんに寄り添っているか、今でも自問自答の毎日です。 
また、財務省の幹部である私の大先輩に、「岡本君の仕事は売掛の回収がないから(つまり、ほとんどは公からお金をいただいているという意味)、楽なんだよ。」というお話をしてもらったことも記憶に新しいです。資本主義経済の中でやさしい環境に置かれている分、より患者さんの目線に立って仕事をしていければと思っています。

tumsグループは現在、より多くの方々に地域に根差した医療・福祉サービスをご提供すべく、事業拡大への挑戦を続けています。昨年は、医療法人社団 有相会の約550名の職員と、病院、老健、健診センターをはじめとする事業所をグループに迎えたほか、10月に開設した特別養護老人ホーム13拠点目となるタムスさくらの杜 南葛西では、江戸川区のニーズに応えるため“共生型サービス”を採用。本年は、2月にタムス瑞江病院が開院、4月にタムスわんぱく保育園花見川が認可の事業所内保育事業として新規開園、10月に特別養護老人ホーム タムスさくらの杜 花畑の開設を予定しています。

2023年、やっとコロナも落ち着いてきました。旅行に行ったり、飲み会をしたり、何とか通常に戻れるのではないでしょうか。30周年の節目に今一度、患者様・利用者様の立場に立って、『あんしん・まごこと』をモットーに、職員一丸となってよりよい医療、福祉をお届けできるよう取り組んでいく所存です。今後とも皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


tumsグループ 理事長 岡本 和久